スティーブ・ジョブズ脅威のプレゼンテーション 第二幕 シーン11 ステージを共有する
報道や顧客の評価をプレゼンに盛り込む
社員や関係者への感謝の言葉を,壇上で頻繁に口にする
スティーブ・ジョブスはワンマンな変わり者だというイメージだったけれど、敵であったマイクルソフトと手を組むなど、かなり人間ができていないとできない。
また、社員やその家族に感謝を述べる、アルミ筐体の作り方を壇上でアピールするなど、同じ壇上に上げることで、人とのつながりを大切にして、それをアピールし、そのために彼らは団結力良く仕事ができたのだと感じた。
日本人の感覚だと、すぐ嫉妬に目が行くので、一人壇上に上げるとすれば、他の人はどうなるんだと考えてしまうが、きっと、そんな事は考えないのだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=8w2U7nTQqWA
スティーブ・ジョブズ脅威のプレゼンテーション 第二幕 シーン10 「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
プレーン・イングリッシュ・テスト(UsingEnglish.com)
1.1分を構成する単語の平均数
2.語彙密度
3.難易語(ジャーゴン)
4.難解指数(理解するのに必要な教育年数)
ジョブズの言葉
シンプル、具体的、感情的
アナロジー(比喩)の例
"Apple TV is like a DVD player for the twenty-first centry."
"iPod Shuffle is smaller and lighter than a pack of gum."
"iPod is size of a deck od cards."
(個人的感想)ここまではいいのだけれど、個人的な感想で言うと、以下の言い回しは英語を卓上で学んだ外国人にはむしろ分かりにくい。専門用語たっぷりの英語の方がむしろ読み慣れている
"The coolest thing about iPod is your entire music library fits in your pocket."
"I asked you to buckle up. Now I want you to put on your shoulder harness.
"Insanely great." (めちゃくちゃすごいんですよ)
"We're here to put a dent in the universe."
"The products suck! There's no sex in them anymore.."
"The giant leap beyond PC notebooks. Miraculously engineered."
「産業・組織心理学」(2006年) 古川久敬編 朝倉書店
「産業・組織心理学」
第1章の図1.1が第2章以降のもくじになっていて、それぞれの簡単な覚え書きとリンクを張ってみた。
第1章 組織の成長を可能にする4つの条件(図1.1)
条件1 優れた製品やサービスの継続的提供 (8章)
条件4 旺盛な意欲と効果的行動の学習 (2章、3章、5章、9章)
10日で読み終えた感想。
なんとか挫折しないで読み終えられて良かった。
この本を何の社会経験もない若者が大学の教科書として読むのと、社会経験の最終章である熟年が読むのとでは、読みながら感じる事はかなり違うのだろうと思った。
章ごとに、その分野の専門家が著者になっている点が信頼のおける本だが、ご本人の研究をプッシュしているところは割り引いて読んだ方が良いかなと思う。
最後の企業倫理の項目など、若い頃に読めばただ実体のない強い正義感を鼓舞されたと思うけれど、社会経験を経た後だと、参加者の側にも、議長の側にも様々な理由や事情があり、そして、日本と世界の差異について、少し偏見が見えるかなと思ったりもした。
そもそも、自分が常に参加者の側で議長の側ではないと思っている人の示す反感というのは意味がない。会議は決定してその決定事項によって運用される「何か」のために行われる。参加者にとってその「何か」は必要なことのはずだ。議長か参加者かというのはたまたま役割が違うに過ぎない。決定にスケジュールがあるのは、その「何か」のためである。
また、日本に談合があると思われるのは、マスコミの流す誤った偏見にすぎなくて、欧米の方がむしろ事前の談合は多いと思った方が良いし、また、談合について、ネガティブでない。欧米の学校では人脈作りを推奨するが、その人脈がそもそも談合を生んでいると考えるべきだろう。つまり、非合法な話し合いや事前のネゴが行われる。日本人は、国際社会においてその部分では劣勢で、むしろそういった活動をもっと積極的にしくてはならない。
全体については、この本が190ページというボリュームで全般の内容がおさまっていたのは本当にありがたかった。お陰でなんとか読み終えられた。
本は3回くらい読まないと頭に入らないので、あと2回くらい読んだ方が良いかなと思いつつ、やはり次は違う本を読むかと思いつつ、、どうするか分からないけれど、とても勉強になった。
感謝
スティーブ・ジョブズ脅威のプレゼンテーション 第二幕 シーン9 数字をドレスアップする
中核となる事には数字を出す。
しかし、数字は聞き手の生活の文脈で想像しやすいアナロジー(例え)で説明してイメージを与える。
日本のレビューはオタク向けに語られるが、スティーブジョブズは常に一般消費者に語りかけているので、5GBで終わらせず、「1000曲をポケットに」となる。
https://www.youtube.com/watch?v=kN0SVBCJqLs